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上里・浅間神社で「東大御堂八十八夜会 演芸祭」 30周年記念で花魁道中

「第29回東大御堂八十八夜会 演芸祭」の様子(2025年5月)

「第29回東大御堂八十八夜会 演芸祭」の様子(2025年5月)

 「東大御堂(おおみどう)八十八夜会 演芸祭」が5月3日、上里町の浅間(せんげん)神社(上里町大御堂)境内の特設ステージで開かれる。

第23回かみさとふれあいまつりでの花魁道中

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 同祭は、昭和初期の頃から地元の青年団が中心となり、立春から数えて88日目の5月2日ごろに「八十八夜演芸会」と題した素人舞踊を開いていたことに由来する。演目は股旅物(またたびもの)を中心としていたという。

 同会が発行した「30周年記念誌」によると、昭和30年代の高度経済成長期になると若者が農村を出て都市部で就職するケースが増え、娯楽やスポーツも多様化したことで、「八十八夜演芸会」は次第に衰退し、1961(昭和36)年ごろに自然消滅したという。

 地域の有志は、子どもの頃に体験した「演芸会」を復活させ、農村集落の古き良き文化を守り発展させようと、1996(平成8)年に「東大御堂八十八会」を発足。復活に向けた活動を始め、1997(平成9)年5月3日に「第1回八十八夜演芸祭」を37年ぶりに開いた。コロナ禍で中断したものの今年で30回目を迎える。

 当日は14時30分からの開会セレモニーに続き、昼の部・前半、ゲストによるステージ、昼の部・後半、夜の部の順に進行する。

 15時からの昼の部・前半では、お駒恋姿、玄海ブルース、沓掛時次郎、妻恋道中を披露。16時35分からの昼の部・後半では、花と蝶(ちょう)、それゆけ!キッズ消防隊、赤城の子守唄、潮来花嫁さん、上里音頭を上演する。17時10分からの夜の部では、大利根無情、昭和枯れすすき、旅姿三人男、お島千太郎、マツケンサンバなどを地元住民が演じる。

 ゲスト出演は、「かみさと鳴子会」(15時30分~)、「林真伊那&八十八夜会花魁(おいらん)道中」のメンバー(15時45分~)、「ハニハニフラサークル」(16時10分~)、「天然ふわふわガールNami」(16時25分~)。

 出演する中学3年の萩原千裕(ちひろ)さんは「今年で30周年なので、昨年以上に気合を入れて練習している。本番では今まで以上の舞踊ができるようにしたい」、町田光(ひかり)さんは「一生懸命練習した成果を本番でしっかり出したい」と、それぞれ意気込む。

 会場には「金魚すくい」「ヨーヨー釣り」などのコーナーも設ける。はやし農園のスイーツ、「味輝」のパン、平沼水産のウナギのほか、ポップコーン、焼きまんじゅう、焼きそば、団子、ドリンクなども販売する。

 同会の吉野卓巳さんは「今年は30周年記念の開催。記念演目として『花魁道中』を予定している。絢爛(けんらん)豪華な江戸絵巻を生で見られる」と来場を呼びかける。

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