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官民連携の6次化商品「上里梨リキュール」が埼玉県新商品AWARDで大賞

上里梨を使ったクラフトリキュールをPRする(左から)上里町広報大使の清水祐子さん、山下博一上里町長、権田酒造の杜氏・権田直仁専務(写真提供=上里町)=2024年9月

上里梨を使ったクラフトリキュールをPRする(左から)上里町広報大使の清水祐子さん、山下博一上里町長、権田酒造の杜氏・権田直仁専務(写真提供=上里町)=2024年9月

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 上里梨リキュール「Kamisato 月にあこがれた梨-日本酒仕立て-」が12月25日、「埼玉県新商品AWARD2025」食品カテゴリーでの大賞受賞が決まった

上里梨を使ったクラフトリキュール「Kamisato 月にあこがれた梨-日本酒仕立て-」

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 同商品は、上里町および同町観光協会と、埼玉県酒造組合に所属する酒造会社・権田(ごんだ)酒造(熊谷市三ケ尻)が連携して商品化したクラフトリキュール。

 同アワードは、埼玉県物産観光協会が主催。県内事業者によって開発された新商品の中から、地域性や商品力、将来性などを基準に選定し、県の魅力ある商品を国内外に発信することで「SAITAMA BRAND」の確立を目指す取り組み。

 製造を手がける権田酒造は、江戸末期の1850年創業。熊谷直実に由来する銘酒の蔵元。

 原料となる「上里梨」は、7月下旬から12月にかけて13品種が生産される同町の特産品。甘くみずみずしい味わいで知られ、江戸時代には天皇陛下や伏見宮殿下に献上された記録も残る。一方で、傷や日焼けなど外観上の理由から規格外となり、十分に活用されない梨が発生することが課題となっていた。

 同商品は、そうした規格外の上里梨に光を当て、官民連携による6次化商品として企画。夜空に美しく輝く「月」に上里梨を重ね、姿を変えても価値を失わず、上里町を代表する新たな商品になってほしいという願いを込めた。フロスト加工のボトルに貼られたラベルには、上里町から望む赤城山と浅間山、神流川の流れをモチーフにしたデザインを採用している。

 上里梨のストレート果汁を66%使用し、アルコール分4%の日本酒仕立てリキュールに仕上げた点も特徴。審査では、規格外梨の有効活用、梨のふくよかな香りと飲みやすさ、くつろぎの時間に合う商品性が高く評価された。

 同町広報大使の清水祐子さんは「地域資源の可能性を追い求め、新たな価値を生み出す官民連携の取り組みの成果だと思う」と話す。

 授賞式は2月17日、ソニックシティホール(さいたま市大宮区)で行われる「埼玉物産観光フォーラム」内で予定されている。

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