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本庄に食事処「めし屋 本庄宿」 地産地消ランチ提供、夜は1人用七輪も

「めし屋 本庄宿」で提供する「七輪セット&気まぐれ串」(写真提供=本庄座)

「めし屋 本庄宿」で提供する「七輪セット&気まぐれ串」(写真提供=本庄座)

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 食事処「めし屋 本庄宿」(本庄市中央1)が11月11日、旧中山道沿いにオープンした。経営は本庄座(栄2)。

「めし屋 本庄宿」店主の児島綾子さん

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 江戸時代に五街道の一つである中山道で最大の宿場町として栄えた「本庄宿(ほんじょうじゅく)」。店主の児島綾子さんは「中山道を往来した旅人を迎え入れた本庄宿の心意気を大切に、地元の食材と温かなもてなしで店を育てていきたい」と意欲を見せる。席数は18席(カウンター席6席を含む)。

 昼の部では地産地消を徹底、全ての定食に山芋とろろとサラダ小鉢が付く。本庄や児玉地域の農家と連携した食材をふんだんに使い、「昭和レトロの雰囲気と宿場町だったことが感じられる定食」を提供するという。メニューとして、本庄の郷土料理つみっこ汁を用いた「つみっこ定食」(1,080円)、本庄のソウルフード「納豆ピザライス(ナピラ)」を楽しめる「ナピラ定食」(960円)、カツ煮定食、しょうが焼き定食、唐揚げ定食(以上1,080円)。「麦飯のお代わり(150円)、山芋とろろ(100円)なども追加注文できるため、ボリュームを求める来店者にも好評」と児島さんは話す。

 夜の部では、一人でも気軽に利用できるように1人用七輪を用意。卓上で炙(あぶ)るスタイルが特徴で、「中山道を歩く旅人がいろりで温まるような雰囲気」を演出するメニューとして七輪セットと気まぐれ串1本から成る「気まぐれ七輪焼きセット」(500円)を用意する。炙り串として、どんこシイタケ(180円)、ねぎま(280円)、豚タン(380円)、ホタルイカ(480円)、エイヒレ(580円)などの串を取りそろえる。

 児島さんは「地元の方々にとって日常使いしやすく、街道ウオーカーや遠方からの旅人にとっても立ち寄りやすい店にしたい」と意欲を見せる。「店内はバリアフリーの動線を確保しており、車いす利用者も安心して来店できる」とも。

 営業時間は、昼=11時~14時、夜=17時~22時。水曜定休。

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