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神川町・城峯公園で紅葉と冬桜が共演 桜を練り込んださくらそばも人気に

城峯公園内の冬桜と紅葉

城峯公園内の冬桜と紅葉

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 神流(かんな)湖を望む標高500メートルの高台にある「城峯(じょうみね)公園」(神川町矢納)で現在、モミジが深紅に色づく時期に咲く「冬桜」が見頃を迎えている。

城峯公園の展望デッキから見た神流湖と下久保ダム

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 同園には、別名「十月桜」(じゅうがつざくら)」とも呼ばれている約600本の冬桜が植えられており、晩秋から初冬にかけて開花し、薄紅色の小さな八重の花を咲かせる。

 同湖は下久保(しもくぼ)ダムによってできた貯水池で、神川町と群馬県藤岡市にまたがる人造湖(ダム湖)。同ダムは1968(昭和43)年に完成した。

 園内のレストハウス「城峯」では、「さくら蕎麦(そば)」(650円)や下久保ダムカレー(数量限定、1,100円)が人気。同店を経営する「ふぁーむニコ」(上阿久原)社長の室井崇邦さんは「さくら蕎麦は、塩漬けにした冬桜の花を練り込んでいて、淡い桜色の麺のほのかな香りが特徴。ダムカレーは、同園から見える下久保ダムを模した盛り付けにしている」と話す。

 家族4人で訪れたという本庄市在住の40代男性は「紅葉と冬桜を同時に楽しめて良かった。下久保ダムを見た後に食べるダムカレーは格別だった。今度はライトアップ中の夜の時間帯に来たい」などと話していた。

 室井さんは「今週から来週初めにかけて、(冬桜は)見頃のピークを迎えるので、紅葉と冬桜が織り成す景色を見てほしい」と来園を呼びかける。

 園内でのライトアップは12月7日まで。

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