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本庄第一中・高「塩原学園」創立100周年記念式典 ギネス世界記録認定も

塩原学園創立100周年記念式典で、ギネス世界記録に挑戦し認定された本庄第一中高生ら

塩原学園創立100周年記念式典で、ギネス世界記録に挑戦し認定された本庄第一中高生ら

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 本庄第一中学校・高校を運営する「塩原学園」(本庄市仁手)の「創立100周年記念式典」が6月4日、熊谷スポーツ公園「彩の国くまがやドーム」で行われた。

ギネス世界記録公式認定員から世界記録に認定され、認定証を受け取る山浦秀一理事長

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 オープニングではプロジェクションマッピングで同学園の100年を振り返った。同学園では、100周年記念事業として、サッカーグラウンド人工芝設置、高校体育館冷房設備の設置、通信制課程の設置など行っている。

 山浦秀一理事長は「現在、本庄第一高では時代に合わせたコースを編成し、多様な目的を持った生徒を受け入れ、それぞれの夢や希望をかなえるための取り組みを大切にしている。本庄第一中では県内唯一の3カ年完結型の中学校として可能性を広げる教育を実践し、文武両道での実績を上げている。本年度から入学生を迎えた通信制課程を加え、さらに多様な感性、目的を持った生徒が活躍できる場を提供し、面倒見のいい教育体制を整えることができた」と話す。「次の歴史の第一歩を踏み出すのはあなた方」と生徒へエールも送った。

 女子サッカー「なでしこジャパン」元キャプテンの池田浩美同窓会長は「地域と共に歩む学校であることを誇りに思う」「教育現場は進化し続けているが、生徒一人一人に寄り添い、豊かな人間性と確かな学力を育んでくれる先生方のひたむきな姿は100年前から変わることのない学園の財産」などと話した。

 大野元裕埼玉県知事らからの来賓祝辞に続き、高校生徒会長の前田春月(はづき)さんが「100年の間には多くの方々がつないできた縁、積み重ねた歴史がある」「これまでの歴史や伝統、精神を受け継ぎ、私たちが今後の100年を見据える番。新たな挑戦をし続ける」などと感謝と共に意欲を示した。

 式典演技として、同校のダンス部が「道~100年の軌跡が未来を紡ぐ」というテーマで演技を披露した。

 100周年記念コンサートでは、東京芸術大学と大学院修士課程(作曲)を首席で修了した作曲家の青島広志さん、ソプラノ歌手の横山美奈さん、テノール歌手の小野勉さんが「この100年に何があったか」をテーマに、「花」「うみ」「夏の思い出」「塩原学園旧校歌」「いぬのおまわりさん」「本庄第一中学・高等学校校歌」などを披露した。

 全校生徒によるギネス世界記録への挑戦では、ギネス世界記録公式認定員・藤淵文香さんの審査と集計により、「折り紙で作ったリボン/蝶(ちょう)ネクタイの最多展示数」が世界記録に認定され、山浦理事長が認定証を受け取った。

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