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本庄・児玉で臼ときねを使って餅つき 市内自治会長らが体験参加

臼ときねを使った餅つきを体験する本庄市自治会連合会長の鳥羽孝夫・小島南自治会長ら

臼ときねを使った餅つきを体験する本庄市自治会連合会長の鳥羽孝夫・小島南自治会長ら

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 本庄市自治会連合会の有志が12月30日、同市児玉町の高柳自治会・伊藤茂男会長の自宅敷地内で行われた餅つきに体験参加した。

臼ときねを使った餅つきにチャレンジする10才女児

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 伊藤会長の家族、親戚で12年前から行っている餅つきには、富山県立山町に住む次男の娘(10才女児)も新幹線や電車を乗り継いてやってきた。

 当日、同市自治会連合会長の鳥羽孝夫・小島南自治会長は「きねで餅をつくことが少なくなった。楽しく餅をつければ」、同副会長の小澤正幸・西富田自治会長は「楽しい場に参加できてうれしい」と話した。

 11人の孫がいる伊藤会長は、蒸し布を用いて蒸した餅米を手際よく臼に移した。臼に入れた餅米を初めはつかずに、臼の周りを回りながらきねでぐいぐいと均一につぶした。餅米全体をつぶすことができた後、きねで餅米をつき始めた。

 鳥羽会長らや伊藤会長の孫らは餅をついた後、しょうゆや大根おろしと共に餅を食べた。鳥羽さんは「(今年は)本庄市85自治会の会長と知り合えて幸せな1年で、そのことが自分の宝。2025年は大正から昭和に改元され100年目。この100年、事件、事故、戦争、自然災害などがあった。来年は戦争が終わって平和で穏やかな一年になってほしい」、小澤さんは「(今年は)色々なことができた。皆さんと共に歩んでこれた。まだまだ頑張っていきたい」、同市藤田地区代表理事で牧西(もくさい)自治会長の河田文雄さんは「健康が第一と思った2024年。来年も健康第一でやっていきたい」と振り返った。同地域に住む、JA埼玉ひびきの・前組合長の塩谷和弘さんは「2024年はいい年だった。高柳自治会では伊藤会長を中心にまとまり、活動できた」と話した。

 伊藤会長は「今日の餅つきに多くの人が集まってくれたことが、今年1年のよかったことの締め」、「一歩一歩歩けることが幸せ」、「(妻が)食事を毎日作ってくれることに感謝。体のことも心配してくれる」などと振り返った。

 同自治会エリア内にある長泉寺(本庄市高柳)には、境内に樹齢約650年といわれる県指定天然記念物「骨波田(こつはた)の藤」があり、花が咲く時期には多くの人が訪れる。

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