本庄の秋を彩るマルシェイベント「第1回なないろフェス」が11月17日、曹洞(そうとう)宗南陽山「泉林寺」(本庄市銀座1)広場で開かれる。
同寺は1597年創立。歴史的建造物や絹遺産の文化財を見ながら、中山道・本庄宿にある10の社寺を回る「武州本庄七福神巡り」の一つで、人々の安全と健康を守る「長寿の神 寿老人」を祭っている。
同イベントは、JR高崎線・本庄駅南口でカフェ&バー「Lull(ラル)8」などを経営する高木朋美さんとMENARDツカサドウの中島亜美さんが発起人となり、「地元の人々に、新しい出会いや体験を提供する場を作りたい」という思いから企画した。高木さんらは「コロナ禍前から計画していたこのマルシェを、多くの方々の協力を得て開催できて本当にうれしい」と話す。「地域のつながりを強くし、地元に活気を取り戻したい」とも。
当日は、クレープやホットドッグなどの飲食ブースをはじめ、本庄城御城印とけん玉認定証を用意する「本庄城けん玉部」、犬用のハンドメード洋服を販売する「Demain」、多肉植物を販売する「SAKURA succulent」、アロマでリップクリームやリップグロス作りのワークショップを行う「La rose Rei」、蜂蜜などを販売する「Bee’s+Science(ビーズ+サイエンス)」、ドライヘッドマッサージを体験できる「Lull」、AI肌診断などを行う「MENARDツカサドウ」など17店が軒を連ねる。
会場ではスタンプカードの配布を予定しており、商品やサービスを購入して2店舗以上でスタンプを押してもらうと、菓子が当たるくじに参加できる。
高木さんは「キッチンカー、ショップコーナー、ワークショップ、美容、占いなど多様なジャンルが一堂に集まる。子どもから大人まで、誰もが楽しめるマルシェイベント。来場者にとって、新たな発見につながる一日になれば」と話す。
開催時間は10時~16時。