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本庄などが舞台の映画「たった一度の歌」公開決定 中西圭三さんらが楽曲提供

映画「たった一度の歌」で共演する高橋和也さん(右)と岡田浩暉さん

映画「たった一度の歌」で共演する高橋和也さん(右)と岡田浩暉さん

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 本庄市を中心に神川町・美里町・上里町地域が舞台となった映画「たった一度の歌」の公開が決定し、6月22日に上映が始まる。

「たった一度の歌」の上映が始まる「ユナイテッド・シネマ ウニクス上里」

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 上映劇場はユナイテッド・シネマ ウニクス上里(上里町七本木)、同ウニクス南古谷(川越市)、同アシコタウンあしかが(栃木県足利市)の3劇場。

 出演は、高橋和也さん、岡田浩暉さん、UEBO(ウエボー)さん、小林綾子さんら。同市在住の清水章吾さんが特別出演する。監督・脚本は宮武由衣さん。

 ストーリーは「本庄市役所に勤める肇(岡田浩暉さん)は桜祭りの準備に忙しい。この町出身の大物歌手・後藤田(高橋和也さん二役)を迎え、地元の農業青年合唱団とのジョイントライブがあるのだ。そうした折、30年以上会っていなかった親友・紀彦(同)が突然現れる。紀彦は今、後藤田のモノマネ歌手として細々と生活している。高校時代、歌手を志して故郷を去る紀彦に、肇は初めて作った歌と自分の夢を託して送り出していたのだ。2人の再会は旧交を温める暇もなく、翌日の桜祭りへと運命的に巻き込まれていく」

 劇中歌は、中西圭三さん、川江美奈子さんが提供。作品のモチーフとなる「歌」は、EXILEが歌う「 Choo Choo TRAIN」などの作曲で知られる中西圭三さんが、舞台となる本庄市に実在する農業合唱団のために提供した「LIFE」。そして、中島美嘉さんが歌う「桜色舞うころ」などを手掛ける川江美奈子さんが同作のために書き下ろした「永遠の川」。「永遠の川は、岡田浩暉さん演じる肇が高校時代に初めて作った曲という設定のため、昭和的な旋律と微妙な未熟さを残すという難しいオーダーだった」(監督の宮武さん)という。

 この映画は、地元で出資、製作した2度目の試みとなる作品。地元企業・市民町民の協賛のほか、地元でオーディションを行って市民キャストが出演、桜祭りの再現、ライブシーンのエキストラなど、約600人以上の市民が参加している。

 前売り券(定価1,000円)は、ユナイテッド・シネマ ウニクス上里などで販売中。6月23日には3会場で出演者による舞台あいさつが予定されている。

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