ユナイテッドシネマウニクス上里（上里町七本木）で来年1月20日、「第4回彩の国二分の一成人式」が行われる。主催は未来のチカラ育成協会。

作文・絵画コンテスト「ぼくの夢・わたしの夢」案内ポスター

　第1部では、「二分の一成人証書」の授与、来賓からの祝辞、作文・絵画の優秀作品発表を、第2部では、彩の国地域映画「クオリアの隣で」の上映を予定している。

　今週から来週にかけて、本庄市、上里町、美里町、神川町の小学校に通う小学4年生の児童には学校で案内文書が配布される予定。参加希望者はネットで申し込む。県内在住であれば誰でも参加できる。

　式典当日に表彰を行う「ぼくの夢・わたしの夢」作文・絵画コンテストの作品も募集。応募方法はホームページで確認できる。

　十数年前、小学4年生の国語の教科書に「十さいを祝おう」というテーマのページがあり、それをきっかけにクラス単位や学校単位で行われ全国的な広がりを見せたが、地域住民による開催は珍しい。

　「二分の一成人式」は、20歳まで生きることができない我が子のことをふびんに思い、成人である20歳の半分の10歳で、「二分の一成人」になったことを両親が祝ったのが始まりといわれている。

　同協会の楠本理事長は「10歳の子どもたちが大人に成長するまで、地域住民が一丸となって見守りサポートすることで、非行に走ったり人間関係に悩んだりすることも激減するのでは」と話す。

　式典の定員は家族や地域住民を含めて300人。参加希望者はホームページから申し込む。12月5日まで先着順で受け付ける（定員に達した場合は終了）。「作文・絵画」の応募期間は12月11日～来年1月10日。