
本庄の宴会場「五州園」(本庄市東台4)が5月5日、「第6回さつき祭り」を開いた。
同祭りは創業1884(明治17)年の同社にとって「こどもの日」の恒例行事となっている。同社の名前の由来は、元々、五州の山々(上州=赤城山、常州=筑波山、野州=日光山、信州=浅間山、越州=三国連山)が見えたからだという。GOSHUENグループは現在、アメイジンググレイス前橋、パティスリーアメイジンググレイスカフェ、五州園から成る。
イベント当日、武州美里カラテスクールによる空手ショー、小森谷水産協力による本マグロ解体ショー、KAE Dance Schoolによるジャズダンスステージと本庄アメイジングゴスペルによるゴスペルショー、本庄第一中学高校チアリーディング部「CUTIES(キューティーズ)」によるチアリーディングが行われた。
屋内出店エリアでは、JA 埼玉ひびきの「あおぞら館」が野菜、5月5日に100周年を迎えた「愛鶏園」が卵つかみ取りイベント、みやび寿司(ずし)がいなりずし、「金木犀(きんもくせい)~魔法のキッチン~」がグルテンフリーマフィン、本庄パン処「麦と豆」がパンなど、美里会が手作りこんにゃくゼリー、プロレス団体「マジックボックス」がグッズを、それぞれ販売。「BOB’s Paint」によるフェース&ボディーペイント、「ピアチューレ」の鑑定士・横堀しのぶさんによる開運占いも行った。
屋外に軒を連ねたキッチンカーでは、かき氷、ポテトフライ、焼きそば、クレープ、ピザ、唐揚げ棒などを販売した。
会場を訪れた大学生は「(本マグロ解体ショーを見て)まぐろ丼を食べたくなった」、50代男性らは「(高校生らのステージを見て)今夏に予定している納涼祭でも披露してもらえたら」と、それぞれ話していた。
志塚照義支配人は「年に1回の地元の人たちとの交流が盛大に行えて最高のひとときになった」と振り返る。