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本庄早稲田駅近くに託児所「ココリスモコ」 保育士が開設、第三者委員会も

託児所「Cocolis Moco」の斉藤香織さん

託児所「Cocolis Moco」の斉藤香織さん

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 0才児~小学生を受け入れる託児所「Cocolis Moco(ココリスモコ)」(本庄市早稲田の杜4)が上越新幹線・本庄早稲田駅近くにオープンして、11月30日で半年がたった。

託児所「Cocolis Moco」のロゴの元になった絵(作=斉藤香織さん)

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 同園を立ち上げた斉藤香織さんは地元の高校卒業後、大泉保育福祉専門学校(群馬県大泉町)に2年間通い、2002(平成14)年3月m「保育士」資格を取得。昨年9月には幼稚園教諭二種免許も取得した。

 昨年7月に実家が営む保育園を退職した後、自分自身の保育理念を形にするため、本庄商工会議所の創業セミナーに参加。「子どもたちに安心して過ごしてもらえる環境を自分の手で作りたかった」と斉藤さんは振り返る。

 開園に向けて多くの課題もあった。防災専用マット、じゅうたん、ロールカーテンなど、同市保健部保育課が掲げる保育園運営のための規約に沿って準備し、ロゴのデザインには自ら携わった。施設名「Cocolis Moco」は、飼っているチンチラの名前「モコ」に由来し、「愛情と優しさに満ちた環境を表現している」という。

 同施設では第三者委員会を設立。放課後児童クラブ「じぃじとばぁばの宝物」を運営する「ソーシャルブレンダー」(柏1)の飯島慎太郎さんと、育慈会「ことぶき花ノ木保育園」(熊谷市三ケ尻)園長の渋谷奈美さんが委員に就任し、サービス改善を図っている。「子どもたちが安心して安全に過ごせる場所であり続けることが使命」と斉藤さんは強調する。

 昼間の通常保育だけでなく18時以降の「時間外保育」に加え、11月には20時~24時の「夜間保育」も始めた。土曜・日曜・祝日と時間外保育(夜間を含む)は事前予約制。

 斉藤さんは「明るく温かい空間で、子どもたちが自分らしく成長し、笑顔で過ごしてほしい。子どもたちのニーズに寄り添いながら、安心して遊び、学び、発展できる環境を提供していきたい」と意欲を見せる。「地域イベントにも積極的に参加して、子育て世帯の人たちが抱える悩みの相談に乗りたい」とも。

 開園時間は8時30分~18時(時間外保育=7時~8時30分・18時~20時、夜間保育=20時~24時)。保育料は30分単位(500円~)で、3時間・6時間のパック料金も用意する。時間外保育や夜間保育は割り増しとなる。

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