埼玉県立本庄高校(本庄市柏1)軽音楽部のバンド「Nb×y(ノービー)」が9月7日、同校の文化祭「第75回柏樹祭」で高校生活で最後のライブを行った。
同バンドは、ギター&ボーカル担当の篠田夏鈴(かりん)さん、ドラム担当の六日市(むいかいち)てまりさん、ギター担当の鴨田凌夜(かもだりょうや)さん、ベース担当の柴田風丞(ふうすけ)さんから成る。メンバーは全員高校3年で、来春卒業予定。
同校が創立100周年を迎えた2022年に入学した篠田さんらは軽音楽部に入部し同バンドを結成。上里カンターレ(上里町勅使河原)で開かれた「10歳を祝う 彩の国 TEN Fes」、ヘブンズロック熊谷で開かれた「ゼンミューJAPAN FES」や「ミュージックデイズ北埼玉ファイナル」などでライブを行ってきた。はにぽんプラザ(本庄市銀座1)で今年1月に行われた本庄市内6高校による合同文化祭「七高祭(ななこうさい)」にも出演した。
「新たな一歩」をテーマにした同校の今年の文化祭では、75回目にちなみ「名(7)残(5)り惜しい? そんなの今考えるな! 一祭合祭(いっさいがっさい)柏樹祭!!」をキャッチコピーに掲げる。同バンドは体育館で約30分にわたり、「BGMになるなよ」「おやすみ泣き声さよなら歌姫」「不革命前夜」などのコピー曲を披露した。
篠田さんは「現役ラストライブが大成功でうれしかった。練習は大変だったが、皆盛り上がってくれて良かった」と振り返る。