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体験型観光「本庄すまいる日和」が6年目 今夏は14プログラム用意

体験型観光「本庄すまいる日和」のプログラム「蚊取り線香作り」をする親子

体験型観光「本庄すまいる日和」のプログラム「蚊取り線香作り」をする親子

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 本庄市の豊かな自然やさまざまな特色ある歴史、伝統や文化などの観光資源を生かした体験型観光プログラム「本庄すまいる日和」が今年で6年目を迎えた。

蚊取り線香作りで用いる除虫菊の粉末や4種類のビャクダンなど

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 第1回は2018(平成30)年開催。伝統文化、農と食、歴史・自然、健康作りなどの分野から毎回さまざまなプログラムを提供してきた。これまで秋から冬にかけて同プログラムを開催していたが、6年目の今年初めて夏にも行うことにし14プログラムを用意。参加希望者は、プログラムの実施事業者へ直接申し込むシステム。

 1回目から実施事業者として参加する「香の根岸」(本庄市銀座2)で7月22日、「体に優しい蚊取り線香を作ってみよう」をテーマにプログラムを行った。同店は1899(明治32)年創業のお香・線香・香木・仏壇・仏具の専門店。

 参加者は、ビャクダンの木を粉にしたものや、除虫菊の粉末などを用いて「蚊取り線香」を作った。ビャクダンは産地の異なる4種類を用意。

 母親と参加した市内在住の中学1年、木谷日茉莉さんは「学校で配られた案内パンフレットを見ながら親子で話し合って、蚊取り線香のワークショップに参加することに決めた」という。「初めて蚊取り線香を作ったけど、夏の暑い日に使いたくなるようないい香りに仕上がった」と話す日茉莉さん。「今年の夏休みは家族旅行も楽しみで、最高の夏休みのスタートになった」とも。

 講師を務めた店主の根岸初枝さんは「香りを楽しむ文化を大切にし、これからも香りの文化を伝える活動を続けていきたい」と意気込む。

 「本庄すまいる日和」は8月27日まで。プログラムはホームページで確認できる。

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