
2期目を迎えた山下博一上里町長の「登庁式」と「就任セレモニー」が5月11日、同町役場で行われた。山下町長は4月24日、任期満了に伴う同町長選挙で再選を果たした。
町職員や町民が待つ同町役場に8時15分に到着した山下町長。登庁式で花束を受け取り、「2期目の4年間、身を引き締めてしっかりと実績を積むようやっていく」と抱負を述べた。
9時から行われた就任セレモニーで、山下町長は「町民の皆さんから寄せられた多くの期待と信頼を真摯(しんし)に受け止めるとともに、これから4 年間の町政運営を負託されたことに身の引き締まる思い」と話した。
訓示では「ふるさと納税」にも触れ、「ふるさと納税の金額は平成30年度に49件、151万円だったが、令和3年度には715件、1,780万円、件数にして14倍、金額にして11 倍以上伸びている」と話し、「これからもっともっと、上里町を応援していただく、上里ファンを増やそう」と呼び掛けた。「それが、上里町が『選ばれるまち、住み続けたいまち』になることにつながっていく」とも。
山下町長は、新型コロナウイルス対策事業を継続させながら、企業誘致や「JR神保原駅北まちづくり事業」等への取り組みにも意欲を見せた。