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上里にパン店 店名「3/9」は脱サラ店主の母の誕生日から

「BREAD SHOP 3/9」店内の様子

「BREAD SHOP 3/9」店内の様子

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 上里のスーパーマーケット「とりせん上里店」のそばに11月21日、「BREAD SHOP 3/9(ブレッドショップサンガツココノカ)」(上里町七本木、TEL 0495-71-6254)がオープンした。

店のマークとなっているミシン

 店主の福島剛(たけし)さんは21歳の時、求人情報誌「ガテン」で「アイデアとセンスで自分のパンを作れます」という言葉が目に入り脱サラを決意。掲載されていたパン店に連絡し、住み込みで修業。その後、自由が丘のベーカリー&カフェ「ベイクショップ」で約10年働いた。

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 今年4月、独立してパン店をオープンするために準備を整えていたが、コロナ禍の影響で断念。埼玉県加須市の実家に戻り、今後のことを模索しているなか、参加したセミナーの会場が本庄だった。「隣の席だった人が今の店(の場所)でケーキ店を営んでいた元店主だった」という。

 福島さんは「昨年、闘病の末亡くなった母が使っていた家具をリメークしたり塗り直したりして、店の家具やインテリアに作り直した」と話す。「母がずっと使っていたという足踏みミシンの机はパンを置く台に、ミシンは店内に大切に飾り、店のマークとして看板や名刺などにも描いた」とも。

 「店名の3月9日は母の誕生日で、オープンした11月21日は母の命日」と話す福島さん。お薦めのパンは、「3/9(さんがつここのか)」と名付けたパン(700円、ハーフ=350円)。「モチモチとした食感で、店の看板パン。北海道産の小麦100%、国産バター、塩を使っている」と言う。

 営業時間は8時~18時。木曜・日曜定休。