80回目の8月15日がまもなく参ります。
8月15日正午の玉音放送を迎えるまでのドラマは、主として日本映画の中で描かれてきました。東宝映画「日本のいちばん長い日」(1967年・岡本喜八監督)が有名ですが、それに先行して、新東宝映画「日本敗れず」(1954年・阿部豊監督)や、東映映画「八月十五日の動乱」(1962年・小林恒夫監督)などがあります。配役はもちろん、役名が異なり、何より昭和天皇の 扱いが大きく違っています。新劇、新国劇、歌舞伎に至る顔ぶれにも、その時々の演劇界と映画界の様相が反映されています。
「日本のいちばん長い日」には、本庄市の児玉飛行場も重要な要素として登場します。これらの作品を部分的に見比べながら、玉音放送の全文を聴き、あらためて8月15日を描くことについて考えます。
日 時 7月26日(土曜日) 13時から14時30分
会 場 本庄早稲田リサーチパーク・コミュニケーションセンター3階
レクチャールーム1
講 師 児玉 竜一 氏(早稲田大学演劇博物館館長)
参加費 無料
対 象 どなたでも
定 員 100名(先着順)
申 込 7月11日(金曜日)より電話、メールまたは直接ミュージアムへ
※メールで申し込む場合の注意事項
メール本文に希望する講演会名、受講者名、電話番号をご入力のうえ、本庄早稲田の杜ミュージアム(hwmm@city.honjo.lg.jp)あてにお送りください。