
上里町に「讃岐うどん八重(やえ)」(上里町神保原、TEL 0495-71-7253)がオープンして、10月11日で2カ月になる。
店主の堀川佳祐さんは本庄市出身で上里町在住。堀川さんは、自転車で国内を旅するのが好きで、香川を旅した際に讃岐うどんの魅力に引かれた。
香川のうどん店で3年修業した堀川さん。その後、上里町内の武蔵野うどん「きやんち」で当初3年の予定で働き始めたが、コロナ禍の影響もあり最終的には約6年間勤めた。兄弟子が大阪で営むうどん処「重己(しげみ)」(大阪市北区)から一字をもらい、店名を「八重」と名付けたという。堀川さんは「香川の空気感を大事にしながら、地元で愛される店にしたい」と意欲を見せる。開店日は「山が好きだから」と、山の日の8月11日に合わせた。席数は30席。
メニューは大きく分けて、温かい「かけうどん」、冷たい「ざるうどん」、濃い目のつゆで味わう「ぶっかけうどん」の3種類(各680円)。トッピングを加えたメニューも豊富で、天ぷらうどん(1,080円)、肉うどん(1,180円)のほか、「ちくたま天(ちくわ・半熟卵天)ざる(980円)、「とり天ざる」(1,080円)、海老(えび)天ぶっかけ(1,180円)、肉ぶっかけ(1,180円)などをそろえる。大盛りは150円追加。「お昼の定食メニュー」も人気で、海老天丼定食(1,380円)、親子丼定食、カレーライス定食(以上1,280円)、炊き込みご飯定食(980円)を用意。うどんは、ざる(冷)とかけ(温)から選べる。
3人のスタッフと共に、香川の多くの店のように昼のみ営業している堀川さんは「こしのある麺といりこだしのうどんを出来立てで味わってほしい」と話す。
営業時間は10時~15時。金曜定休。駐車場10台。