
神川町神泉総合支所内の阿久原(あぐはら)簡易郵便局が10月1日、「冬桜まつり2025」の小型記念通信日付印(小型印)作成を記念し、町営バスと連携したスタンプラリー企画を始めた。
小型印は各地の行事や催しにちなみ関係地の郵便局で、期間限定で使う消印。直径32ミリメートルの鳶(とび)色インクで押印する。
同局は1950(昭和25)年11月1日、当時の神泉村役場内に「あくはら簡易郵便局」として開設。2006(平成18)年の合併で神川町に編入され、神泉総合支所併設として存続した。1971(昭和46)年竣工の旧庁舎老朽化に伴い、2023年4月に新築された多目的交流施設内で業務を再開し、同時に局名のふりがなを「あぐはら」に改めた。
スタンプラリーでは、町営バス「矢納・冬桜の宿神泉行き」に乗車し、途中4カ所の停留所(今里・鳥羽・フィッシングパーク前・城峯公園前)に掲出されるキーワードを台紙に記入する。台紙はバス車内に設置。85円以上の切手を貼付して阿久原簡易郵便局に持参すると、小型印での記念押印が受けられる。達成者には特製缶バッジも進呈。
10月26日の「冬桜まつり」当日には特別イベントも実施。町営バスで集めたキーワードを会場内の観光ブースに提出すると、先着10人に小型印を押した特製はがきを、正解者全員に缶バッジを、それぞれ進呈する。
本庄市在住の50代男性は「休日に神泉総合支所前から9時40分発のバスに乗り、各停留所を巡って城峯公園前で降りて散策。園内の『レストハウス城峯』でランチを楽しんで午後に戻るプランで参加したい」と話す。
スタンプラリーは10月31日まで。平日と休日でバスの運行時刻が異なる。城峯公園内の「レストハウス城峯」は10月25日まで水曜・木曜休業、26日以降は無休で営業する。
担当者は「鳥羽停留所とフィッシングパーク前停留所は間隔が狭いので見落とさないように。車内から景色を楽しみつつ4つのキーワードを見つけてほしい」と参加を呼びかける。