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上里町にティラミス専門店「ネッテマッテ」 イタリアンから業態転換

ティラミス専門店「Nette Matte」のティラミス(写真提供=Nette Matte)

ティラミス専門店「Nette Matte」のティラミス(写真提供=Nette Matte)

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 ティラミス専門店「Nette Matte(ネッテマッテ)」(上里町金久保)が上里町にオープンして、9月28日で3カ月がたつ。

ティラミス専門店「Nette Matte」オーナーシェフの須賀隼人さん

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 オーナーシェフの須賀隼人さんは長野県出身。都内の複数のレストランで経験を積んだ後、イタリアに渡り、トスカーナ州フィレンツェやヴェネト州ヴィチェンツァで約5年間修業した。帰国後の2020年に少人数制料理教室「Nette Matte」を開き、2022年にティラミスの移動販売を始めた。2024年1月にはイタリアンレストラン&総菜店を現在の場所にオープン。6月28日に業態転換を図り、ティラミスのテイクアウト専門店としてオープンした。

 須賀さんがティラミスに引かれたきっかけは「イタリア修業中に出合った家庭の味だった」と振り返る。修業先のそれぞれの店で異なるスタイルのティラミスを学んだが、最も心に残ったのは隣家の年配女性が作る伝統的な家庭のティラミスだという。「限られた材料を使い、長年の経験と勘で仕上げるその味は、シンプルながら奥深いものだった」と話す。そのレシピを受け継ぎながら、自身のエッセンスを加えて完成させたのが同店のティラミス。「ふわりとした食感と絶妙な甘さ、エスプレッソのほろ苦さを楽しんでほしい」と話す。価格は1個500~600円が中心。

 同店は実店舗の営業に加え、週末のイベントや催事出店、平日の移動販売も行い、地域における「身近な存在」として展開している。9月26日16時~20時は、JR高崎線・神保原駅北口近くで「神保原スイーツナイトマルシェ」に出店予定。須賀さんは「より多くの人にティラミスの魅力を伝えたい」と意気込む。

 営業時間は11時~18時。月曜定休。

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