
「下野堂みこし納涼祭」が7月26日、しものどう公園(本庄市下野堂2)で開催され、多くの地域住民でにぎわいを見せた。
実行委員長の塩原圭一郎さんはじめ、多くの地域住民が企画・準備・運営に携わった同祭。開会式で藤井則男自治会長は「(みこし納涼祭は)下野堂自治会の一大イベント。皆さんで成功させよう」と呼びかけた。塩原実行委員長が「熱中症に注意するように」などと促し、同会旭小子供会長の糸永美智子さんと同会南小子供会長の安丸容美さんが「暑いが頑張っておみこしを担ごう」と呼びかけた。
開会式直後に、同祭の目玉となる子どもみこしの練り歩きが園内で行われ、笛の音に合わせて「わっしょい」のかけ声が響き渡った。「乾武神流川(けんむかんながわ)太鼓」による力強い演奏も祭を一層盛り上げた。50点以上の景品を用意して抽選会も行った。
会場には焼きそばやフランクフルト、かき氷、綿あめなどの露店が並び、行列ができる店も見られた。スーパーボールすくいやペットボトルボーリング、ヨーヨー釣り、輪投げなどが楽しめるキッズスペースも用意し、子どもから大人まで多くの来場者が祭りを楽しんだ。
当日は、近隣にある万年寺自治会の茂木富士雄会長らも来場。会場を訪れた地元在住の50 代女性は「子どもたちが楽しそうで、元気をもらえた。地域住民の絆を深める夏の風物詩として、今後も続けてほしい」と期待を寄せる。