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埼玉・美里町で晩生種ブルーベリーが最盛期 観光農園も8月末まで開園

大野元裕埼玉県知事(左)と原田信次美里町長

大野元裕埼玉県知事(左)と原田信次美里町長

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 埼玉・美里町で現在、晩生種ブルーベリーの収穫が最盛期を迎えている。

ブルーベリーを摘み取る女児(2024年「インスタグラムフォトコンテスト」金賞)

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 同町では1999(平成11)年から、かつて養蚕に使われていた桑畑の耕作放棄地を活用し、町が中心となってブルーベリーの栽培を進めてきた。6月中旬から下旬にかけては「デューク」などの早生(わせ)種が収穫でき、現在は「ティフブルー」などの晩生種が旬を迎えている。

 今年は「ファーム田村」(美里町広木)、「ファームてんとうむし」(中里)、「もちだブルーベリー園」(猪俣)、「あんのファーム」(小茂田)など、町内10カ所の観光農園が開園。いずれの農園でも摘み取り体験ができ、家族連れや観光客でにぎわっている。

 原田信次町長は7月29日、県庁を訪れ、大野元裕埼玉県知事に町産のブルーベリーを届けた。原田町長は「今年も粒ぞろいのブルーベリーが収穫できている」と話し、町の取り組みと味の良さをアピールした。

 同町農林商工課では今年も9月20日まで、「インスタグラムフォトコンテスト」を行っている。「ブルーベリー摘み取り体験や町内の店のブルーベリーグルメなどを発信してほしい」と呼びかけており、投稿者の中から入賞作品を選び、ブルーベリー加工品や商品券を進呈する。

 収穫されたブルーベリーは、JA埼玉ひびきの「美里万葉の里直売所」(猪俣)などでも販売。同直売所内の「観光農園開園情報設置所」でブルーベリー園の開園情報を提供している。開設時間は8時~16時。

 摘み取り体験の料金は、1キロ1,500円~。別途、入園料が必要。ブルーベリー観光農園は8月31日まで。

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