
本庄警察署で7月9日、署員の気力体力と術科技能向上を目的とした「夏期術科訓練」の納会が開かれた。
「逮捕術」トーナメントで優勝した「地域第二係チーム」と準優勝した「交通課チーム」ら
署内道場で行われた納会では、逮捕術(ソフト警棒×ソフト警棒)の種目によるトーナメント戦が行われ、地域第一係、同第二係、同第三係、刑事課、交通課、警務課、留置管理課、地域総務係、地域捜査係、生活安全課・警備課で1チーム3人ずつ、計7チームが出場し、訓練の成果を競い合った。
開会式で坂内(ばんない)信之署長は「われわれは、10日間にわたり夏期術科訓練を実施してきた。日々の訓練で培った心・技・体を納会で発揮するとともに、優勝を目指してけがのないように全力を尽くしてほしい」と激励した。
坂内署長をはじめ、本庄地区警察官友の会の狩野輝昭会長、本庄警察署協議会矢部一臣副会長、同会のフェレンツ・テチャナ委員、警友会本庄支部の安藤茂副支部長ら関係者が見守る中で熱戦が繰り広げられた。優勝は地域第二係チーム、準優勝は交通課チームだった。
埼玉県警察では、術科訓練として柔道、剣道、逮捕術を中心に実施しており、同署でも日々の訓練に励んでいる。トーナメント修了後には柔道のデモンストレーションも行われた。