
「第75回上里町小学生バレーボール大会」が7月6日、町民体育館(上里町七本木)で開かれた。主催は上里町小学生バレーボール連盟。
1986(昭和61)年に「上里町ジュニアバレーボール連絡協議会結成記念大会」として始まった同大会。以来、地元のジュニアバレーボールの普及と発展に寄与してきた。現在は「上里町小学生バレーボール連盟」が主催し、町内外の交流の場としても定着している。
参加したのは、長幡ヴィガース、七本木ジュニアバレーボールクラブ(七本木JVC)、上里東ジュニアバレーボールクラブ、上里ジュニアバレーボールクラブ、本庄バレーボールクラブ(本庄VBC)の5団体10チーム。
開会式で戸矢和博会長は「暑い体育館の中で一生懸命やることも大事だが、十分に給水を取り、楽しい一日にしてもらえれば」と話し、斉藤雅男同町教育委員会教育長は「熱中症にならないように気を付けるとともに、(対戦する)互いのチームが仲良くなって、町中で顔を合わせても話ができるようになってほしい」と話した。
同町スポーツ少年団の川瀬佳介副本部長は「テニス、バドミントン、卓球などは一球で相手に返すが、バレーボールはネット球技の中で唯一つないで相手にボールを返せるスポーツ。仲間との思いをつなぎ、先輩からの伝統を次の代につないでほしい」と呼びかけた。
優勝旗、準優勝旗などの返還後、上里ジュニアバレーボールクラブ主将の児童は「われわれ選手一同は、日頃の成果を発揮し、支えてくださる全ての方に感謝するとともに」「正々堂々と戦う」などと選手宣誓した。
児童らは、Aブロック(6年生以下)、Bブロック(5年生以下)、Cブロック(4年生以下)に分かれて、試合に臨んだ。
各ブロックでは白熱した試合が繰り広げられ、拍手と声援が飛び交った。試合の結果、Aブロックは上里ジュニアが優勝、本庄VBCが準優勝、Bブロックは七本木JVCが優勝、本庄VBCが準優勝、Cブロックは本庄VBCが優勝、上里ジュニアが準優勝を、それぞれ飾った。