
「寺フェス~七夕の夕暮れ~」が7月5日、本庄の雷雲山増国寺(本庄市東五十子)で開かれる。
同寺は曹洞(そうとう)宗の寺院で、戦国武将・太田道灌の盟友とされる松陰西堂の終焉(しゅうえん)の地として知られる。そうした由緒ある寺の境内を舞台に、七夕にちなんだ多彩な催しが展開される。
グルメコーナーでは、ロコモコ丼、韓国料理、グリルサンド、うなぎ、アサイーボウル、焼き菓子、持ち帰りラーメンなどのキッチンカーや飲食ブースが並び、地元農家が新鮮な野菜を販売する。
アクセサリーや天然石ブレスレットの販売コーナー、ヘッドスパやハンドケアなどの美容コーナー、姓名鑑定を行う占いコーナーも用意する。
同寺住職による「香りの癒やし体験」と題した企画では、希少な香木・伽羅(きゃら)を使うひとときを提供するという。
主催する「なないろ」の高木朋美さんは「短冊に願いを書いて飾れるコーナーもある。3人の住職が短冊に書いた願いを祈とうしてくれる。家族連れや地域の人々に、夜空を眺めながら七夕の雰囲気を満喫し、夏の夕べをゆったりと楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は15時~19時30分。入場無料。荒天中止。