
手打ちうどん店「小麦堂」(上里町七本木)が3月15日で1周年を迎える。開店当初の営業時間が11時~15時のみだった同店は現在、夜の時間帯を「うどん居酒屋」として営業している。
同店は12月16日から営業時間を10時~16時に延長し、金曜・土曜・日曜は10時~22時に。2月14日から夜の営業を火曜~日曜の週5日にし、営業時間も延長した。
中島啓介さんが社長を務める「SSE」(本庄市駅南2)が経営する同店。同社は、居酒屋「昭和堂」と肉盛りとチーズの洋風バル「平成堂」(同)を同じ建物の1階・2階で経営している。同店は昨年3月、種子小麦の生産高が日本有数の上里町にオープン。昨年7月には、そば工房「ことぶき」(群馬県伊勢崎市八斗島町)をオープンした。
グループ内での米の1カ月の消費量は、昭和堂=10キロ、平成堂=5キロ、小麦堂=60キロ、ことぶき=250キロ。中島社長は「1年前と比べて米の価格は約1.7倍に、小麦の価格は約1.2倍になった。居酒屋業態は米の消費を低く抑えられる。米の仕入価格が特に高騰しているので、小麦堂で夜の時間帯を居酒屋業態にして夜の時間帯も営業することを決めた」と話す。
夜のメニューは、おでん盛り(680円)、うどん汁を使った肉豆腐鍋(980円~)、自家製塩もつ煮込み(680円)、「おでんダイコン唐揚げ」(650円)、豚キムチ炒め(680円)、天ぷら盛り合わせ(1,000円)など。ドリンクメニューは昼・夜とも、レモンサワー(480円)、角ハイボール(550円)、カクテル(各480円)、ワイン(グラス=各450円)、サントリー生ビール(500円)、ソフトドリンク(280円)。17時以降にアルコールを注文の場合はお通し代として300円。
大島克典店長は「昼も夜もぜひ当店で食を楽しんでほしい。夜の時間帯には居酒屋『昭和堂』ブランドのメニューを上里でも味わってもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~24時(月曜・火曜は16時まで)。