
上里町は2月18日、明治安田生命保険と包括連携協定を締結した。
町役場で行われた締結式には、同町から山下博一町長、島田邦弘副町長、斉藤雅男教育委員会教育長らが、同社から瀧野瀬雅夫執行役員埼玉本部長、田村良純熊谷支社長、成田哲弥同支社本庄営業所長らが出席した。
山下町長は「町民の健康増進に関すること、高齢者支援・介護予防に関すること、地域・暮らしの安全安心に関することなど、幅広い分野において連携することにより、町民サービスの向上や地域活性化に寄与していきたい」と話し、田村支社長は「昨年1月、会社のコーポレートマークを『明治安田生命』から『明治安田』に変更し、従来の生命保険会社の役割を超える決意を示している。『地元の元気プロジェクト』と『みんなの健活プロジェクト』の2大プロジェクトを推進していきたい。これから上里町の健康増進や町の活性化などに寄与できれば」と話した。
瀧野瀬本部長は「上里町は埼玉県内(63自治体の中)で50自治体目の節目となる連携協定締結となる。全国では1000を超える自治体と連携協定を締結している」と話した。成田所長は「3月23日に開催される『上里町乾武(けんむ)マラソン大会』でブースを出して、メディカル・アナライザーを用いた『血管年齢測定』や推定野菜量をチェックする『ベジチェック』を予定している」と話した。
同町は、2016(平成28)年9月に日本女子体育大学と健康増進のさらなる推進で、2021年3月に日本郵便と災害時に関連して、同年8月に埼玉ひびきの農協・CJフーズアグリジャパンと農業や食を中心としたさまざまな分野で、2023年3月に都築学園日本薬科大学と地域資源を活用した産業・観光振興で、同年5月に平沼水産と地産地消の推進、地場産品の振興・販路拡大・販売促進や地域経済の活性化で、それぞれ包括連携協定を締結している。