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本庄市内に「埼玉150周年スマイルポスター」 子ども劇団19人の写真も

埼玉県本庄地方庁舎内に掲出している「埼玉150周年スマイルポスター」

埼玉県本庄地方庁舎内に掲出している「埼玉150周年スマイルポスター」

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 埼玉県北部地域振興センター本庄事務所(本庄市朝日町1)などに現在、「埼玉150周年スマイルポスター」が掲出されている。

「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」に掲出された「埼玉150周年県民スマイルポスター」

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 同所の原葵衣さんは「今年は埼玉県が誕生して150周年を迎える。皆さまの笑顔がたくさん詰まったポスターで埼玉150周年を明るく盛り上げていきたい」と話す。

 ポスターに用いる写真は今年1月から2月にかけて、埼玉150周年公式SNSアカウントをフォローし、自分自身や周囲の人の「笑顔」の画像を、ハッシュタグ「#埼玉150周年スマイル」を付けて投稿することで募集した。

 深谷出身の実業家で近代日本経済の父・渋沢栄一、熊谷出身の日本第1号の公認女性医師・荻野吟子と共に、埼玉三偉人とされる本庄出身の国学者で「群書類従」を刊行した塙保己一。その顕彰活動として、子どもたちによる「群読劇」を毎年5月5日に行おうと考えた「塙保己一物語劇化実行委員会」の竹並万吉会長らは、新型コロナ感染拡大のために延期になっていた「子ども劇団」の説明会を1月16日、旧本庄商業銀行煉瓦倉庫で開いた。

 埼玉150周年を飾るポスター制作のために埼玉にゆかりのある人から「笑顔」の写真を募集することを知っていた竹並会長らは、「群読劇に取り組む子どもたちの笑顔を応募したい」と、保護者同伴で集まった子どもたちのスマイル写真を説明会終了後、同施設内で撮り、応募した。

 ポスターには、小学生・中学生・高校生から成る「子ども劇団」のメンバーのうち19人の笑顔が採用された。劇団メンバーを含め37人の本庄市民の写真が採用されている。

 ポスターは、同事務所のほか、JR高崎線本庄駅構内、本庄市市民活動交流センター(通称=はにぽんプラザ)、旧本庄商業銀行煉瓦倉庫、すし店「鮨みさご」、ウニクス上里内のベーカリー&カフェ「クーロンヌナチューレ」などで掲出されている。クーロンヌナチューレの荒木和樹社長は「2021年は上里町町制施行50周年の年でもある。埼玉150周年と共に盛り上げていきたい」と話す。

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