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松山英樹選手がマスターズ優勝 本庄の居酒屋店主夫妻が思い出語る

松山選手サイン入りのフラッグと写真を持つ居酒屋「ゑびす屋」の大澤夫妻

松山選手サイン入りのフラッグと写真を持つ居酒屋「ゑびす屋」の大澤夫妻

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 本庄市内で居酒屋「ゑびす屋」(本庄市駅南1)を営む大澤さん夫妻が、マスターズ・トーナメントで優勝したプロゴルファー松山英樹選手との思い出を語った。

松山英樹プロのサイン入りフラッグと写真

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 松山選手が初めて同店を訪れたのは2012(平成24)年5月。大学生だった松山選手は「こだまゴルフクラブ」(児玉町入浅見)で同年5月21日~25日に行われた「平成24年度関東大学春季A・Bブロックリーグ戦」に、東北福祉大学ゴルフ部の一員として参加し同大は優勝。埼玉グランドホテル本庄に宿泊していた松山選手らは同店を訪れたという。同年9月19日~20日に同コースで行われた「平成24年度関東大学秋季Aブロック対抗戦」にも出場し、同大が優勝。松山さんらは再び同店を訪れ、大澤さん夫妻と再会したという。

 3度目の来店は2013(平成25)年5月。同年4月2日にプロに転向した大学4年の松山選手は、規定により関東学生ゴルフ連盟主催の大会には出場できなかったが同部の主将として5月20日~24日に同コースで行われた「平成25年度関東大学春季Aブロックリーグ戦」に帯同。優勝して同店を訪れた。

 同店は2004(平成16)年5月28日創業。「地元で居酒屋をやって、仲間たちが集まる場所を作りたい」というのがきっかけだったと店主の学さんは話す。

 ゴルフが好きな大澤さん夫妻はゴルフの日程をインターネットなどで見て、また訪れてくれる日を心待ちにしていた。「あと1回、大学4年の秋の大会の際に来店してくれることを楽しみにしていたが、その時は、松山選手が世界選抜に選ばれたため学生の大会には帯同できず、結局、店を訪れたのは3回だった」と振り返る。松山選手は同年10月3日~6日、米国選抜VS世界選抜による団体戦・プレジデンツカップに出場した。

 「三井住友VISA太平洋マスターズ」の大会を夫婦で観戦に行ったとき、午後から荒天でプレーができなくなり、サイン会がセッティングされた際に、18番ホールのフラッグを買って、サインを求めて2000人の行列ができていた松山選手の列に並びサインしてもらったという。店で撮った松山選手と妻の美奈子さんとの写真を見せると、松山選手は笑いながら写真へのサインにも応じてくれたと振り返る。

 「今回の大会は、調子が良くないとインタビューで話していたので心配しつつ、4日間、夫婦で見守った」という。「最後はハラハラドキドキしながら見ていた」とも。

 「日本人初のマスターズ・トーナメント優勝が決まり、日本中が喜んでいる。素晴らしいことで本当にうれしい」と話す大澤夫妻。「私たちにとって4月12日は結婚記念日で、最高にうれしい一日になった」とも。

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