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上里の相川食堂、家族で切り盛りして55年 店主お薦めは「つみっこ定食」

創業時の相川食堂(1964年5月撮影)

創業時の相川食堂(1964年5月撮影)

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 上里町にあり家族で切り盛りしている定食店「相川食堂」(上里町七本木、TEL 0495-33-4988)が5月、創業55周年を迎える。

「相川食堂」店主の相川充さん

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 1964(昭和39)年創業で昭和の雰囲気があふれる店内。最大50人が宴会できるスペースもある。店主は上里町商工会副会長でもある相川充さんで、妻、長男夫婦の4人で営業している。相川さんは「豊富なメニューが店のこだわり。昔ながらの定食屋のスタイルを貫き、選ぶ楽しみを味わってほしい」と話す。

 定食は「野菜炒め定食」(690円)、「もつ煮定食」(650円)など18種類、丼物・ご飯物は「かつ丼」(690円)、「カツカレーライス」(720円)など15種類ある。麺類は「五目そば」(690円)、カルビうどん(790円)など26種類に及ぶ。スープも「野菜スープ」(350円)、「たまごスープ」(400円)など6種類用意。一品料理は32種類。サラダ・コーヒーはセルフサービスで無料。

 相川さんによると、人気メニューの1位は「レバニラ定食」(650円)で、2位は「つみっこ定食」(750円)。「つみっこ」は地元産の小麦と野菜で作った「すいとん」のことで、昔、養蚕業が盛んだったころ、仕事の合間に食べていたという。「つみっこ定食」には、つみっこ以外に鶏の唐揚げ、卵焼き、小鉢、お新香がセットとなっている。

 相川さんは「自家製の調味料を使った料理で、常連さんが納得する味を絶やさない」と話す。

 営業時間は11時~14時30分、16時30分~21時30分。日曜定休。

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